週末は、社員旅行でイサーン地方に行き、
2日目の昨日は、カンボジアとの国境へ。
ボロボロの木の大八車にいっぱいの
物を積んでカンボジアに帰って行く人々。
ボロボロの洋服を着た裸足の子供たち。
ゴミを拾って食べたりしながら、
3人くらいのグループになっていて、
見ていると、集団で観光客の荷物を狙っている様子。
この子たちの目があまりにも荒んでいて、悲しくなりました。
同じ子供なのに、子供が子供でいられないという状況。
そして、足や手のない人も多く、
きっと地雷のせいなんじゃないかと思いました。
あまりにも悲惨な現実に、そのことを直視できない
自分がいましたし、子どもは、写真を撮ってはダメだと。
オヤジ様は、こういうのを誰かが発信しないと
世界が現実をわからないじゃないか?!と。
子供は、自分だったら撮られたくない!と、かわいそうだ、と。
そのことで結局もめることになり、家族全員が険悪ムードに。
私としては、それぞれの意見がもっともだし、
それぞれの考え方があって良いのだと思うのです。
今回は、とても考えさせられる旅となりました。
子供も子供なりに色々なこと感じたんじゃないかと思います。
国境にある市場は、タイ側が作っているので案外綺麗です。
この大八車は、まだまだ綺麗なほう。
これを見ていたら、タイという国が大金持ちに見えてきました。
タイは米中心ですが、カンボジアではパンも食べるのか?
このストリートにはパン屋さんがたくさんありました。
写真撮ってもいいか聞くと、いいよ、ということだったので。
食べてみたら、素朴ですが、美味しいパンでした。
お昼は、ガッパオや麺。
そして、焼き鳥やから揚げを食べました。
その中でも美味しかったのが、
赤米を混ぜてあるカオニャオ(もち米)。
ハエもぶんぶん飛んでいるし、
決して綺麗とは言えない場所ですが、
うちの子供は、何も言わずに出されたものを
ガバガバ食べます。
一緒に行った部下の子供たち3人
(7歳、5歳、3歳)も普通に地元の
人たちに交じってガシガシ食べていました。
そんな子供たちを頼もしいなぁと思いました。
普通に日本で育っていたら、
こんなところでは食べられない!こんなもの食べられない!
嫌だ!という子たちもいるでしょう。
それもある意味普通のこと。
でも、そう思わず、その環境にいることを受け入れ、
それを否定せずに暮らしている子供たちを、
偉い!と褒めてあげたくなった瞬間です。